全てのママへ、子育てをしていて感じる、危険と隣り合わせの毎日

長女を出産して4年、次女が産まれて二人のママになって2年がたちました!!

ママになって4年。

まだまだワタシも4才のママです!!

子どもを出産してママと呼ばれるようになりますが、赤ちゃんが0才の間はまだまだわからないことだらけだし、赤ちゃんと一緒に泣いちゃうことだってある。

楽しいこともあるけど、初めての事ばかりで不安に感じたり心配になることだってある。

他の赤ちゃんを見ていたら、我が子の成長に不安を感じたり、自分の育児に自信をなくしちゃうことだってあります。。

ママと言っても、子どもが生まれた瞬間から何でもこなせるママではなくて、赤ちゃんママです。

子どもの成長と共に様々なことを経験していく中で、赤ちゃんママから、ママへとなっていくように思います!!

一人目の育児は、何かあれば家事は後回しにして娘に向き合うこともできましたが、二人になると手が回らないことも、目が届かないことも多くなりました。

次女がまだ寝返りができない時期は良かったんです!!

次女は、3ヶ月に入ってすぐに寝返りをスタートして、4ヶ月からはずり這いが始まりました。

動き出すようになってから、とにかく二人の安全を守るのに必死です!!

片付けていたおもちゃをいつの間にか長女が出していて、いつの間にか次女が口に入れてしまっている。

当時長女は、絵本についている付録でよく遊んでいました。

少し固い紙でできている付録なんですが、いつの間にか次女の口に入っていて、飲み込もうとしても紙が溶けずに喉につっかえる事が何度かあったんです!!

すぐに口の中に手を入れて、喉に引っ掛かっている付録を取り出しました。

長女が赤ちゃんの頃には、大人が気を付けておけば起こらなかったようなことも、長女だけ目を向けておけば守れていたことも、二人になると倍以上に気を配らないといけなくなりました!!

我が子は1才9ヶ月差と年が近いこともあったので、きっと長女がまだまだ小さく大変だったのかと思います。

絵本の付録は全て処分しました。

また、とにかく動くことが好きな次女は、5ヶ月からお座りとハイハイを初めて、椅子やテーブルに登るようになりました。

気付けばリビングのテーブルの上に座っていて、カウンターに上がり、キッチンに降りられるようになりました。

火を付けていたり、熱い鍋ややかんを置いたままには出来なかったし、包丁を少し置いたままにも出来なかったので、毎日ものすごく気を使っていました。

夜中には授乳で起きるので、お昼にウトウトとしてしまった時には「はっと」起きて次女を探し、テーブルの上にいるのを見て「しまった!!」と感じ、ハラハラしたことが何度もありました。

食事の時間以外は、食卓の椅子を壁にくっつけて、椅子からテーブルに上がることができないようにしていました。

ある晩は焼き魚を食卓に置いていました。

私はキッチンで食事の用意をしていました。

いつの間にか次女がリビングの椅子に立って、魚を手で食べていたのです。

ふと見ると、喉に骨が刺さり苦しそうにしていました。

手を喉まで突っ込んで、刺さっている骨を取り出しましたが、しばらく怖くて仕方ありませんでした。

歩いて外出着できるようになると、二人の手を繋いで散歩や買い物に行くようになりました。

手を離して好きなように歩きだしたい子ども達。

車からは小さな子ども達は死角になりやすく、視野が狭い子ども達はすぐに飛び出してしまうので、手を離さないように声をかけたりぐずる時にはおんぶとだっこで家の前の商店街を歩くこともありました。

全てのママに伝えたい!!命を守る救命講習

とにかく毎日どうやって子ども達の命を守ったら良いのかと、必死に考えていました!!

そんな時に、市政だよりで救命講習の記事を見付けました。

すぐに「これだーーー!!」と思い、予約の電話をしてみたんです。

しかしコロナウイルスの影響で、6月は中止とのこと。

再度問い合わせると、7月には開催されました!!

大人の救命講習と、子どもの救命講習があり、私が予約をしたのは「上級」の両方を学ぶことができるコースでした。

上級は福岡市中央区舞鶴にある消防本部にて開催されていました。

当日は9時から17時までととても長いなぁと感じていましたが、内容が充実していたのであっという間の時間でした!! 

通常は40名ほど受け付けているようですが、コロナ対策で20名ほどの定員で、当日は18名参加されていました。

一人一人の席も離れていて、窓も開いた状態で常に換気をしながらの開催でした。

20代前半の若い方から50代位の方まで参加されていて、女性と男性の割合も半分半分といった感じでした。

まずは胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方を習いました。 

胸と胸の間を両手で30回ほど圧迫していくのですが、最初はぎこちなかった手技も、何度も数を重ねていくうちに、上達していきました!!

AEDの使い方も習いました。

スタートボタンを押す→胸にパッドを貼る→AEDの指示を待ち電気ショックが必要であればボタンを押す。

使い方はとても簡単な流れでした!!

人工呼吸のやり方は、気道確保したあと2秒間の間に2回吹き込みます。

胸骨圧迫をしながら、AEDを扱いながら、人工呼吸をすると言う3つの作業は、一人で行うにはとても大変に感じます。

救急車が到着するまでには平均で7分程度かかるとのことでしたが、一人で胸骨圧迫を行うのは体力にも限界が来てしまうように感じました。

もしもの時に、回りに一緒に救命処置をできる人がいれば、助かる命も必ず増えるし、患者さんの社会復帰へと繋がる道も広がるように感じました。

倒れている人を見つけ、意識確認をして、回りに協力をしてくれる人を呼びます。

119番をして救急車を呼んでもらう人

AEDを探してきてくれる人

協力をしてもらっている間に、呼吸の確認をして、呼吸がなければすぐに胸骨圧迫をスタートします。

胸骨圧迫は、強く、速く、絶え間なく!!圧迫していきますが、一度血圧が下がると戻すのにはとても困難なので、とにかくこの胸骨圧迫が大切になります。

講習では、胸骨圧迫をして人工呼吸やAEDを使って救命処置をする人、救急車を呼ぶ人、AEDをもって来る人と、3つの役割を交替で何度も行いました。

何度も行うと、だんだん見に染み付いてくるのがわかります。

子どもの救命救急は、基本的には変わりませんが、0才の赤ちゃんには手の当てかたや圧のかけ方などが大きく違いました。

人工呼吸のやり方も、大人は口だけを覆うのに対して赤ちゃんへは口と鼻の両方を覆います。

ヤクルト1本分の空気を入れるので、頬にある空気を入れる程度で、空気を入れすぎると二次被害に繋がると習いました。

ヤクルト1本分とは70CC程です。

小さい子は、誤飲や溺れてしまうことが多いので、胸骨圧迫だけでなく、人工呼吸も大切になるそうです。

午後の部では、気道異物の除去方法を学びました。

我が子は誤飲が多かったり、大きな危険に繋がったことはありませんが、今でものりやおやつのゼリーが喉に引っ掛かる事が心配されるので、特に知りたい内容でした。

止血のしかたや、搬送のしかた、骨折の応急処置なども習いました。

最後に筆記と実技のテストもありましたが、内容濃く教えていただいたこともあり、こんな私でも全て正解することができました。

学びたい!!と思うことが増えたのは、子ども達がいるからです。

妊娠した時に、妊婦さんについて学び、赤ちゃんの発達や成長についても学びました。

子どもが大きくなってからは、コミュニケーションのやり方を学び、毎日欠かせないベビースキンケアも学びました。

我が子の成長を記録としても残したいと思い、カメラの勉強もしました。

沢山の資格を取り、沢山の知識を得ました。

今回は、命を守る為の講座。

学びたいことは沢山あって、知りたい内容も子ども達の成長によっても変化しました。

あんなに時間をもて余していた独身時代には、こんな私ではなかったけれど、ママになったことでチャレンジできるようになりました。

何か起きたときに後悔はしたくないので、「やりたい!!」と思ったらチャレンジできる方法を考えます。

ママになると、できない理由は山ほどあります。

時間はないし、自分にお金もかけられない。

だけど、人生は一回しかないしいつ何があるかわかりません。

だからこそ、どうしたらできるのかを考えます。

今だからやりたいことは、今やる!!

とにかくやってみないと、世界は広がりません。

やってみた先のことは、いくら今考えたって結果は誰にもわかりません。

知識は一生の財産です♡♡

福岡市内の消防局で開催されていますので、是非参加されてみてください!!