元保育士が感じた、兄弟児を考えるあなたへ、私が出会った沢山の素敵な家族

保育士をしていた頃、若かった私は子ども達を見ながら、自分の子どもにはどんな名前をつけようか、何人兄弟にしようか、何学年差で生むのが理想的なのかと、可愛い子ども達を見るたびに考えていました。

保育園には様々な家庭環境の子どもたちがいました!!

1人っ子から双子ちゃん、2人兄弟、3姉妹5人兄弟のお子さままで!!

兄弟がいることが当たり前だった私に、1人っ子の魅力を感じた事もありました!!

結婚もしてなくて、彼氏もいなかった当時の私には、どこを取っても魅力的で、憧れで、『子どもがほしい!!』という気持ちは人一倍強と思います。

男兄弟の間で育った長女の私が感じた、これからの兄弟児に悩むあなたへ、兄弟児の関係性

私自身は3人兄弟で、2つ上の兄と6つ下の弟がいます。

弟がまだ母のお腹にいる頃、母の検診に着いていったことがありました‼️

兄と待合室で待ってなさいと言われたのに、どうしても中が気になる私たちは、カーテンの下から中の様子を探りに行くのですが、有力な情報はつかめず。。

診察から出てきた母が私達に『男の子だって!!』と言いました。

ずっと女の子と言われていて、妹が生まれてくると思っていた当時6歳の私に、いきなりの男の子発言は理解ができず、それはそれは大声で泣きまくりました!!

『お母さんの嘘つきーー!!女の子って言ったじゃん!!』

この日の事は30年近くたった今でも、はっきりと覚えています!!笑

兄と私と弟の三兄弟で育ち、特に年の近かった兄とは近くの川でシーガラスを拾ったり、秘密基地を作ったり、ザリガニ釣りをしたり、公園の滑り台が滑りやすくなるようにろうそくを塗って滑るなどして、いつも一緒に遊んでいました!!

夏休み早く外に行きたくて仕方がない私たちは、9時にならないと外出してはいけないと言う約束があり、玄関の前で時計の針が動くのを気持ちを押さえて待っていました。

夕方の音楽が鳴っているのにも気が付かず、夢中で遊んでいて、母が探しに来ることも何度もありました。

遊び方が、可愛い女の子の遊び方ではありませんね♪笑

6つ下の弟は、とにかく可愛くて仕方なかったんです!!

お姉ちゃんが、なんでもしてあげたい!!

オムツも交えてあげてたし、離乳食も食べさせていたし、寝かしつけもしていました!!

当時小学1年生の私♪♪

母がいなくて、祖母が来た日があったんです!!

まだヨチヨチ歩きの一歳になったばかりの弟を寝かせたのは私でした!!

母も言うんですよ!!

『弟を育てたのは美幸だった!!』って。

私の記憶の中で弟とは、遊んだというよりも面倒を見てあげたり、お小遣いをあげたりと、兄との関わり方とはまた違った感じです。

男兄弟しかいない私が感じた、長女の出産と次女の出産から学んだ、姉妹の魅力

そんな私が長女を妊娠したのは2015年の春でした。

春と言っても、当時は宮古島に移住していたので常夏です!!

『男の子かな~』『女の子かな~』と考えたときに、男兄弟の中で育った私には、女の子の家族が増えるという想像ができず、『男の子しか産まれないんじゃないか??』と思っていました!!

検診で『女の子』とはっきりわかったのは妊娠6ヶ月の頃!!

『私から女の子が生まれるの??』『私が女の子を育てるの??』『女の子が家族に増えるの??』

なんだか不思議な気持ちで一杯でした。

2016年1月に長女を出産し、新しい生活がスタートしました。

とにかく可愛くて、何を着せても可愛くて、泣き声までも可愛くて、“私達のところに来てくれてありがとう”と感じるばかりでした。

完母で育てていた私は、断乳を考え出した8ヶ月頃に二人目のことも考え出しました。

1歳までは母乳をあげたかったので、娘が1歳になってから2学年差で2人目を!!と考えていました。

1月生まれで2学年差となると、チャンスがあまりありません!!

でもそこは、赤ちゃんがベストなタイミングで来てくれると思うので、“どうしても2学年差じゃないと!!”という感じではなく“出来れば2学年差で欲しいなぁ”と言う感じです。

奇跡的に、断乳とほぼ同じタイミングで、赤ちゃんがお腹に来てくれたんです!!

2人目の妊娠は福岡で、私の家が商店街にあるので、酸素たっぷりの宮古島とは違い、飲食店やお総菜やさん、八百屋さんや、魚やさんと、食べ物の臭いで溢れていて一切窓を開けられない状態でした!!

赤ちゃんが女の子だとわかり“姉妹”になることが確定したとき、神様は私にmissionを与えてきたなと思いました。

男兄弟で育った私の人生に“姉妹”は無かったパターンだぞ!!

お裁縫が趣味の私は、早速妊娠中に姉妹のお揃いのお洋服を縫い始めました!!

生まれてきてから一緒に着せるのが楽しみで、ミシンの音聞こえていたかな♡

2017年10月に次女が生まれ、長女とは性格も顔つきも違う、可愛い可愛い元気いっぱいの赤ちゃんです!!

とにかくやんちゃで、3ヶ月に入るとすぐに寝返りをして、4ヶ月でずり這いをして、5ヶ月で座り、6ヶ月でハイハイ!!

だんだんおっきくなって一歳を過ぎてから、姉妹で関わることが増えてきました!!

洋服のサイズも80になると、お揃いできられるものが増え、ついついお揃いで着せては“可愛いなぁ”と眺めています。

3歳と1歳の子育てをするママが伝える、第二子妊活に悩む方へ、二歳差育児のメリット

そんな私が感じる2学年差のメリットは、とにかく一緒に遊べること!!

二人で一緒に遊べるということもそうですが、遊びにいく場所が一緒で良いと言う所。

例えば、公園に行ってもおっきい子達が遊ぶところと、幼児さん向けの遊具って少し離れた所にあったりするんですけど、二学年差なら同じ場所で遊ぶことができます。

長女が0歳の頃から通っている、子どもプラザ。

幼稚園に行き出した子達はほとんど見かけませんが、二学年差なら一緒に遊ぶことができます!!

福岡市の施設になるので、無料で気軽に行くことが出来、スタッフや訪問してくださる保健師さんや栄養士さんに気軽に話を聞けるのも魅力的です。

洋服をそのまま着回せるのも二学年差のメリット!!

サイズアウトして着なくなった洋服って、一回衣装ケースに片付けたりするのって育児中のママには結構大変な作業だったりしませんか??

二学年差なら、サイズアウトしたお洋服は衣装ケースに片付ける前に下の子が着られるようになります!!

つい三ヶ月前まで長女が着ていた洋服を、今は次女が着ていたりと、お洋服が汚れる前に次女に渡るのでとても助かります!!

赤ちゃんの服って、ワンシーズンしか着てないもの結構ありませんか??

勿体ないなんて思わなくなりました♡♡

そして生まれる前はお下がりばかりでかわいそうかなって、思ってたことあるんです!!

でも全然違って、長女が着てた分愛着がある洋服を次女にも着せられるのがまた嬉しくて!!

そして次女にはまた、次女に似合う服を見つけたら買うんですよ♡

1人の時はお揃いとかは出来なかったので、ついついお洋服も増えちゃいます!!

見ているテレビもおんなじですね!!

二学年差なら、同じ時間に同じテレビを見てくれます!!

私は16:00~17:00の一時間教育テレビの、いないいないばあや、おかあさんといっしょ、を見せている間に、夕食を作ったり洗濯物を干したり、次の日の準備をしています!!

同じ時間に二人が静かにしてくれることで、家事が出来ちゃいます♪

幼稚園に一緒に通うことが出来るのも二学年差の魅力です!!

行事事もまとめて経験できますね!!

三学年差だと高校入学と大学入学のタイミングが被るので、いっぺんにものすごい額のお金がかかります!!

経済的な面は、私が二学年差選んだ大きなポイントの1つでした!!

2学年差であれば、入学までに1年空くので少しだけ余裕が持てますよね!!

きっとしっかりと蓄えておけば、そんな心配は要らないんでしょうけど♡

2学年差のメリット、沢山有りましたね!!

姉妹を育てる母が感じる、兄弟構成に悩むあなたへ、二学年差のデメリット

とにかく出掛けるまでの準備が大変!!

外出する時って、何かと準備が必要になると思うんですけど、2歳の子ってまだ自分で出来ないことが多いんです!!

“外出する!!”となったら····

【まずはトイレ】ズボンを脱がせて、パンツを脱がせて、トイレに座らせて、手を洗ってあげて、パンツを履かせて、ズボンを履かせる。

それから、上着を着せて、靴下を履かせて、靴を履かせて、玄関で待っててもらう。

やっと終わったと思ったら、さらに次女!!

おむつを替えて、上着を着せて、靴下を履かせて、靴を履かせる。。

書くとそんなに大したこと内容に感じますが、結構疲れます!!

次女の準備を終わらせて、ふと長女を見ると、お漏らしをしていてお着替えからスタート何て事もしょっちゅうでした!!

荷物も倍必要になります!!

おむつも二人分にお着替え二人分に、水筒も2つおもちゃも2つ持ったら、リュックもパンパンで、肩もパンパンです!!

長女をエルゴでおんぶをしながら、次女をスリングで抱っこしてあげる何て事も、有りましたね!!

そして、二学年差だと、上の子がまだ幼稚園に行ってないので、常に二人いる状態でした!!

夜中の授乳で日中眠たくなっても、寝る隙も体を休める時間もない。。

『私はいつ寝るんだろうか。。』

と思っていました!!

タッチケアスペシャリストがお伝えする、2学年差の育児に憧れるママに伝えたい、どんなに忙しくても取り入れられるタッチケアのあれこれ

2学年差育児の魅力や大変さがお分かりいただけたかと思いますが、大変なのは特に小さい間だけのような気もしています♡

育児が大変な、子どもが小さい時期にどうやって関わることが必要なのかと言うところに“タッチケア”と言うワードが出てきます!!

“タッチケア”って、特別なものではなく、日常の中にも溢れているんです!!

赤ちゃんと関わるとき、どんなことに意識していますか??

オムツ替えや、寝かせつけ、授乳や沐浴、保湿の時間にタッチケアを取り入れることが出来たら、忙しい時間を割くこともなく気軽に育児に取り入れることができませんか??

“ベビーマッサージ”と聞くと、教室で行うものと思われがちですが、いつでもどこでも出来るんです!!

ベビーマッサージ教室やスキンケア教室に参加された方は『赤ちゃんとの関わりが更に楽しくなりました!!』と言われます♡

ママが、まだ言葉をしゃべることが出来ない赤ちゃんと、コミュニケーションを取ることが出来るようになるからなんです!!